MR.world

目が覚めたのは、ひどい頭痛と、死臭に拠ってだった。

街はガラクタに埋もれて、みんな、死んでいた。
口元から血を垂らし横たわったあいつらをみて僕は、微笑む。

僕以外
誰もいない
僕は、王様だ!


狂おしい程に望んでいた

頭の中か身体の中か、黒い烏が啼き叫んだ。

ああ、さぁ、僕が通れば、その薄汚い顔を下げなさい。

僕が強く踏みつけたらあいつの内臓が口から飛び出た。
僕の口には笑みが止まらない。

僕は壊れて落ちた看板をけりあげた。
その下にも死体がいた。まん丸の眼で灰色の空をいつまでも睨んでいた。


崩れた排水溝にあの子が死んでいた。
僕の好きだったあの子は片目がつぶれていた。

スカートが捲くりあがってて、下着が見えてた。
Tシャツが破けて、膨らんだ乳房が見えてた。

僕はあの子の死体を下着の上から撫で回し、息を荒くして、
精液をぶちまけた。

ごご…という音がした。
空を見た。また、プラスチックの雪が、降ってくるのが見えた。

そして、脳が引き裂く音がして



天国なのかどこかなのか

あいつは内臓を口からたらし あの子は僕の精液まみれで僕を待っていた。


------end------


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